2007年6月6日水曜日

ぜひ、山古志に足を運んでください。

 今日は、新潟県災対連の主催で山古志地域を視察に行ってきました。目的は、中越大震災被災地調査としてです。9:00に長岡市役所前に集合し、マイクロバスに乗車し山古志支所に向けて出発しました。

 山古志支所に到着し、まず「新潟県中越地震自衛隊災害派遣記録映像」DVDを観ました。その当時の被災者救助の様子が出され、マスコミ報道に出なかった舞台裏を観ることが出来ました。自衛隊の活躍と役割が映し出されました。自衛隊の役割は、やはり戦争にかり出される軍隊ではなく、災害等で国民の命と財産を守る救援隊だと思いました。自衛隊員も映像の中で話してました、『山古志の人に「ありがとう」と感謝されました。一生のうちに言われるかどうかです。』『地元との人との連帯感が出来ました。』と語っていました。  

 いま憲法改定で自衛隊が取り沙汰されています。人殺しの武器や自然や地球をも破壊する武器をいっさい持たない救急隊として活躍して欲しいものです。
 約20分の映像を観た後、市職員の案内で、竹沢~梶金~木籠~楢木~池谷~大久保~竹沢と約一時間かけて現場を視察しました。2ヶ所、大規模工事がありました。農地復旧工事、宅地造成工事、そして、公営住宅も建設されていました。

 市職員の説明では、今年10月23日を目途に工事を完了する予定とのことでした。又、次のようなことも話してました。『山古志に帰ろうという最初の意識調査は、92%だったのが、最近では71%となってしまった。避難所生活(仮設住宅)が長ければ長くなるほど、山古志に帰ろうという意識がだんだん薄れてしまう。』『震災ですべてのお店が無く(廃業)なってしまった。食料品店・酒店・雑貨等の店がないから移動販売の業者が来ます。私は公営コンビニが必要ではないかなと思っています。』又、『若い世代は、職場が長岡市が多いことから山古志になかなか帰ってきません。私はここで生まれ・ここで育ちましたので、住民の顔をよく知っています。高齢者の方が住みやすい地域にしたいと思っています。』とご自身の展望を語ってました。

 現地の説明はまだまだ続きますが、このへんで。

 詳しいことは、ぜひ、山古志に足を運んで自分の目で確かめて欲しいと思います。

 さて、魚沼民主商工会は中小業者のあらゆる相談を受け付けております。

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