2007年11月15日木曜日

後期高齢者医療制度の学習会 その10 「もう、制度の中止・撤回しかありません。」

 「後期高齢者医療制度は、中止・撤回の国民的議論を!」
 新潟県の多くの市町村議会がこの9月議会で、「後期高齢者医療制度の見直しを求める請願」を採択しています。地元魚沼市の議会は、「継続審議となりました。」事実上『不採択』です。先月10日付け・新潟日報は、「その場しのぎでは困る」と題する社説で、「生活の苦しい高齢者が必要な受診さえ我慢して、手遅れになったりする事態を招きはしないか…制度のあり方をめぐって根本的な議論を行うべきだ」と主張してます。
 当事者である高齢者の理解がまだ得られていないばかりか、制度の細部がまだ決まらない中で、とにかく4月からスタートとうのは止めて、広く多くの国民に議事すべきです。
 私たち魚沼民主商工会はこの制度を中止・撤回することを要求します。
 本来、病気になりがちな高齢者の医療について、長年の社会貢献にふさわしく国と企業が財政負担をし、高齢者が支払える範囲で十分な医療を受けられるようにすべきです。これに対して、今の日本にその力が無いと政府が言うのであれば、財界・大企業の利益優先の政治(施策)の根本的な転換を図れば十分にそれは可能です。

 このシリーズは今回で終了です。

 さて、魚沼民主商工会は中小業者のあらゆる相談を受け付けております。
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