2007年11月5日月曜日

「後期高齢者医療制度」学習会 その6 受けたい医療が受けられない、平成のウバ捨て山医療制度か!

 後期高齢者とそれ以下の世代で、病院に支払われる診療報酬(医療の値段)を別建てにすることになってます。今の日本の医療制度は、患者の支払い能力で差別することなく、医師が必要と判断した治療がおこなわれ、かかった医療費は全て(患者負担分を除いて)医療保険から支払われます。ここが日本の誇れる制度です。
 しかし、後期高齢者の医療報酬は「包括払い(定額制)」とし、保険で受けられる医療に制限をつけることになっています。つまり病名ごとに「1ヶ月の治療費=〇〇円」と決められ、その範囲内でしか保険がきかなくなるのです。医師がそれ以上の治療をしようとすると、病院の持ち出しになってしまいます。したがって、医師が必要だと思ってもできない医療が増えることになってしまうでしょう。
 高齢者に手厚い医療をする病院や、高齢患者が多い病院ほど経営が悪化することになり、「高齢者は貧しい医療しか受けられない」という高齢者差別医療になる可能性が高いのです。
 高齢者に手厚い医療をする病院や、高齢患者が多い病院ほど経営が悪化することになります。「高齢者は貧しい医療しか受けられない」という高齢者の医療差別の可能性が高くなっていきます。

 私たちは中小業者のあらゆる相談を受け付けております。
 こちら℡ 025-792-3064へ。 FAX 025-792-5850です。
 メール uminsyo@rose.ocn.ne.jpです。

 

0 件のコメント: