2015年8月18日火曜日

8月 18日(火) 雨 足を運んでわかる・感じる フクシマツアー見聞録④!

 ツアー最終視察の、希望の牧場・ふくしま(代表 吉沢さん)に到着しました。場所は南相馬市と浪江町にまたがる山間です。この牧場では被ばくした牛を殺処分を拒否し、いまでも牛300頭を飼育しています。
 吉沢さんは「この牧場は多くのみなさんからのご声援・ご協力があって、原発事故に取り残された被ばく牛を、たくさんの餓死と殺処分の悲惨なあの当時の状況から救うことができました。経済的畜産動物としてその意味を失いました。しかし命は大事にされるべきです。この日本は棄畜・棄民という国や社会の事故後のあり方が問われています。福島では子供の甲状腺がんが増え続けています。国は原発事故の因果関係を認めようとしない。この被ばく牛にも異変が起きている。白い斑点牛が約20頭もでている。農水省に調査を依頼したところ、いまのところ原因不明とされています」と、強い口調で国や東電に対して怒りあらわにしていました。(つづく)

魚沼民商だより(8/24付け)掲載。





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