2016年2月26日金曜日

2月 26日(金) 晴れ 新年度予算(案)発表、住宅リフォーム補助金の計上どうか?

 先般、平成28年度予算(案)が発表されました。
 私たちの民商は、毎年秋には「小企業企業者向けの支援策と予算要望の実現、小規模企業振興基本条例の創設および実効性があるものに!」と自治体申し入れ行動を行っています。
その行動が実を結んでいます。
 魚沼市について、「住宅リフォーム支援事業」(予算案3000万円)が計上され新年度に制度復活する見通しです。
 南魚沼市について、「住宅リフォーム事業補助金」(予算案4000万円)が計上され予算額が減額するものの、制度は継続される見通しです。
 湯沢町について、「住宅リフォーム支援事業」(予算案500万円)、「事業用リフォーム支援事業」(予算案200万円)が計上され、両制度とも継続される見通しです。
 小千谷市について、H27年度は制度復活したものの、新年度では予算案が計上されていませんでした。とても残念なことです。これからの運動課題となります。

 小規模企業者のみなさん、この制度を後押しに、仕事起こしから仕事確保へと躍起に外へ打って出ましょう。

2月 26日(金) 晴れ 確定申告書作成 学習交流会 開催中です!

 私たちの民商では、今すべての支部で確定申告書作成に向けての学習交流会が真っ盛りです。支部班を基礎に役員が中心となって同会を進行し、参加者どうしで記入と計算を教え合っています。塩沢の会場では、N副会長(旅館・支部長)が参加し、「❶3月11日『3・13重税反対全国統一行動小千谷魚沼集会』にはみんなが参加しましょう。❷自主計算・自主申告の活動は、みんなで協力し合って確定申告書を完成させましょう。❸仲間増やしの活動参加として、みなさんから『なんでも相談会』のチラシと全国商工新聞(見本紙)を知り合いの方に届けてください。(そして)新聞を増やしてください」と、力強いあいさつと行動の訴えが行われています。
 ほかの役員も率先して、確定申告書の書き方を教え合ったり、また一人ひとりの会員に寄り添いながら、営業と暮らしについても交流しています。
 ある支部の会場では、「お金が足りなくて、昨年暮れに弟から50万円を借りた」(飲食店)、「今シーズンのお客の入れ込みは過去最低、とにかく資金が必要。新潟県が実施している少雪対策特別融資(県セーフティーネット資金)申し込みます」(旅館)など、切実な声が寄せられています。また参加者のH27年度分の営業等を大方見ますと、8割以上の方が売上減・所得減となっています。今はそれよりも酷くなっているのが現状です。
 みなさん、集まりに参加して営業と暮らしを語り合い、励まし合いながら、みんなで対策を考えていきましょう。

魚沼民商だより(2/29付)掲載

2016年2月16日火曜日

2月 16日(火) 晴れ 振興条例(案)について、魚沼市と懇談しました!

 2月12日、私たちの民商は魚沼市商工観光課が策定した「中小企業・小規模企業振興基本条例(案)」をもとに、同課と懇談しました。民商からは井上常任理事(アパート・小出支部)、須田局長が参加しました。同課から課長、商工振興室長、商工振興室主任の3人が応対しました。
 まず同課へ同条例(案)策定にご尽力を戴いたことに感謝とお礼を申し上げつつ、次のことについて伺いました。

❶、同市の事業所数の実態は。

(答え)  同市の2012年経済センサスをもとに全事業社数2309社のうち従業員数20人以下は2136社(93%)。従業員数5人以下は1663社(72%)と圧倒的に小規模企業者が同市の地域経済を支えていることがわかりました。

❷、条文・第2条(定義)の4項「中小企業等に関する団体 商工会その他中小企業等を支援する団体をいう」について、私たちの民商は含まれているのですか。また地域の金融機関の果たす役割はとても重要です。そのことがキチンと明記されていないのはなぜですか。

(答え) 「定義には民商さんも含まれていますよ」、「金融機関はどうも拘束されていることを嫌がっている?」と話しました。

 そく私たちの民商は、先進民商の新発田民商さんが精力的に行政へ働きかけ創設した「聖籠町小規模企業振興基本条例」をもとに実例を上げ、このことについて深め合いました。

❸、一番重要な基本計画について、条文・第16条(計画の策定及び見直し)として条文化されていますが、具体的な実効性はどうなのか。また基本計画の策定等にあたっては私たちの民商も参加させて欲しいと要望しました。

(答え) 「この間、地域経済活性化協議会(有識者10人)を立ち上げ、地域経済活性化アクションプランを策定、今年3月には第4次へと総合計画を立てます。今までの計画と実施等の関連性を保ちながら、基本計画策定等について進めて参ります」、「民商さんの参加について、今後検討して参ります」と話しました。

 その後ざっくばらんに、「リニューアル補助金」、「住宅リフォーム助成金」、「宿の半額補助」、「プレミアム商品券」などの意見交換ができ、とても有意義なものとなりました。

 魚沼民商だより(2/22付)掲載。 ※加筆あり

2016年2月8日月曜日

2月 8日(月) 晴れ 湯沢相談会・相談してよかった!

 2月2日昼、新潟県湯沢町の湯沢町公民館にて、「税金・金融・労保なんでも相談会」を開催しました。主催は湯沢支部です。この日はいい降雪ぶりで相談者は来るのかなぁという思いでしたが2件相談がありました。最初の相談者20代の女性(OL)は「確定申告書の書き方を教えて欲しい」との相談でした。2人目の相談者60代のおかあさん(旅館)は「(配管)業者からの見積もりで、旅館の浴室修繕とボイラ入替工事で250万円程掛かる。県信に相談したら『前の借入残があるから、融資は難しいですね』と言われけんもほろろ。今はお客さんに詫びながら共同浴場でお願いしている」と切実な相談でした。
 T支部長(旅館)は励ましながら「県信は中小企業向け制度融資の代理店となっているはずよ。積極的に旦那さんと一緒に申し込み相談したらどうですか。地域の金融はこれに応える責任がありますから。(また)民商はとことんサポート致しますから声を掛けてください」と伝えました。
 旅館のおかあさんは「相談してよかった。これから県信に行ってみます」と、元気に相談会場を後にしました。これからその後の経過等について伺う予定です。 

 魚沼民商だより(2/15付)掲載。

2016年2月4日木曜日

2月 4日(木) 晴れ 1・28全国中小業者決起大会に参加して!

 1月28日、東京・日比谷公会堂にて、「1・28全国中小業者決起大会」が開かれ、約1400人の全国の仲間たちが集まり、新潟県から48人うち魚沼から代表7人が元気に参加してきました。
 この日、同大会開催前に国会議員会館に集まり「消費税再増税は中止」「TPP参加はやめよう」「戦争法は廃止を」等の要望書をもとに、魚沼のグループは3名の参議院議員の議員室を訪問しました。ちょうど参議院本会議開催日とあって、本人には会えませんでしたが、それぞれの秘書が応対しました。
 そのなかで「今国会は前回の戦争法国会と違って、安倍総理は参議院選挙に影響が出ないように、できるだけ短くして終わらせようとしているのではないか」と話す秘書もいました。
 その後、同大会に参加(※詳細は商工新聞にて)し、終了後デモ行進に参加、参加者のみなさんは春をかんじさせるような晴天のなか、国会周辺を元気にデモ行進しながらアピール行動をしてきました。

魚沼民商だより(2/8付)掲載。
 

2月 4日(木) 晴れ これから春の生業がとても気になります!

 先週末(1月27日)に会員のNさん(旅館・観光協会長)から、県・市の少雪による業者支援策について、話しを伺うことができました。
 Nさんは「県が行った緊急対策は、スキー場内等への集客促進と謳っている。これは極一部の業者への税金バラマキだ。地域にお金が廻るとは限らないと思う。我々民宿業界では、この時期にし集客促進なんてもう間に合わないのが現状。今みなさんは3月からの生業についてとても心配しているところです。今やるべきことは、県が思い切って地域の観光協会に資金提供をおこない、地域業者が知恵を出し合い、行動することが大切。こうしたことが地域の活力がうまれ、やがて人づくりにも繋がる」、また市に対しては「とにかく税金の減免。固定資産税はとにかく高いからね。地域にお金をどう廻せるかを考えて欲しいなぁ」と話してくださいました。
 今すべての支部で班会等の集まりが始まりました。集まりでは税金申告書作成に目を奪われがちですが、ここで大切なのは営業と暮らしを率直に出し合い交流し、相談し、励まし合いながら、自らの生業を守ることです。そして仲間を増やして、民商を大きくすることも大切です。
 これから制度活用(減免制度)についても学ぶことが必要とされていきます。

魚沼民商だより(2/8付)掲載。